現代社会でこのようなコロナ禍が発生し、世界中に長期的に蔓延するとは誰が予想したでしょうか。今こそ、人類の英知を結集して、早期に平穏な日常生活を取り戻したいものです。
21世紀になって、日本では社会経済の急激な変化とともに少子高齢化が進展する中で、国や地方自治体の抱える深刻な財政問題を克服すべく、社会資本整備や公共サービスの分野においても、新たな変革やイノベーションが求められています。
このような状況下で、イギリスに端を発するPPP(公民連携)やNPM(新しい公共経営手法)という考え方が日本に導入され、民間企業の資金やノウハウ等を活用して公共サービスの効率化と質の向上が図られるようになってきました。現在、日本におけるPPP-PFIには、PFI、コンセッション、指定管理者制度、市場化テスト、公設民営(DBO)方式、自治体業務のアウトソーシングなどのさまざまな事業形態がありますが、事業提案コンペとなるために企画提案書やプレゼン資料等のプロポーザルの提出が必要になります。
私たちベックスは 、“総合企画マネジメント会社”として、「提案力」×「表現力」のシナジー創出という強みを発揮し、質の高いプロポーザルの作成支援を行うことで、数多くのプロジェクトを成功に導き、クライアントからパートナーとしての厚い信頼を得ています。
これまでの実績として、中野サンプラザの最初の民営化を成功に導いたのをはじめ、スポーツ・文化施設、庁舎、公営住宅、公園、病院、学校、上下水道施設、ごみ焼却施設など、様々な公共施設等の整備や管理運営事業に携わってきました。さらに近年では、大型複合施設を含む都市再開発、空港・道路・ダム等のインフラ整備、洋上風力・小水力発電・下水汚泥資源エネルギー化等の再生可能エネルギーなどの分野の事業にも取り組んでいます。
また、取組実績を通して培った民間企業のネットワークとプロポーザル作成ノウハウを活かして、「公共政策支援室」という部門を立ち上げ、発注者側である行政サイドの事業立案のサポートも行うとともに、SDGsの実現のサポートも行うようになりました。
私たちは、これからも、PPP-PFI事業に取組まれる行政や民間企業の皆様をトータルサポートし、ビジョンを共有しながら、地域住民ファーストの視点に立った最適公共サー ビスの提供に取組みつつ、地域社会の発展と豊かな人間形成に寄与することを目指してまいります。